梅雨前線

しがないおたくのつぶやき

あんさんぶるスターズと私

NEWSのファンになる前の約2年半ほど、私はあんさんぶるスターズのオタクをしていました。厳密に言うとNEWSと並行してオタクやってたのでもう少し長いんですが、そんな長い付き合いになったあんさんぶるスターズを半年ほど前にアンインストールしました。悩みに悩んでの決断でした。

 

私があんさんぶるスターズとの別れを決意するに至った理由はいくらかあるのですが、そのうちの1つは、単純にソシャゲに疲れてしまったことでした。 最も熱量のあったころは、自身の生活があんスタを中心に回っていました。暇さえあれば画面をタップする日々。15時のイベガチャ予告に湧いて、そこに推しが居れば当たり前に課金をしました。イベント中は授業中も、友人と話していても、ランキングや溜まったLPか気になってしかたがなかった。それが当たり前の日常でした。

でもある日、ふと「自分はなにをやってるんだろう」と思ってしまった。 ゲームを開くと時間もお金も簡単に溶けていく。いつサービス終了するかもわからないスマホの中のデータのために時間もお金も消えていくことに疑問を感じてしまった。1度そう思うともうダメで、少しずつあんスタに費やす時間が減り、毎日ログインするのも億劫になってしまいました。でもそのぶん、これまでひたすら画面をタップし続けていた時間に本を読んだりテレビを見たり気がねせず友人と話ができたり、生活が自由になりました。それはすごく嬉しかったし、なにより楽でした。

 

一方で、新しい苦しみもあって、その頃から推しのガチャやイベントがあっても、以前のようなエネルギーを持って挑むことができなくなりました。推しのことが大好きなはずなのに、毎日ログインできない。イベントも走る気力がない。大好きなはずなのに。やり込んでいた時期があるからこそ、苦しかった。大好きならできるはずなのにって。 課金額やコンテンツに費やした時間だけが愛の表明ではないということはわかっています。わかっているけど。 ログインすらままならなくなった私は、その毎日ログインできない自分が嫌でアプリをアンインストールすることを決めました。

 

まあアンインストールしたらしたでまた別の苦しみが始まったりして。

まず推しに会えない。当たり前だけど。会いたいのに会えない。 自らあんスタとの別れを選んだけれど未練タラタラなのは明白で、新しいイベガチャ予告を見ると苦しくなってしまうので情報を遮断するようにしています。でもそれは同時に推しの近況を知ることができないってことでもあるんですよね。推しのことはなんでも知っていたいのに知ることができない。新しいカードの情報をチラッと見てもそれを手に入れられる環境にいない自分がまたダメなオタクな気がして苦しくなってしまう。 しかもそんなこんなでいつの間にかあんスタもリニューアルされ私の知る夢ノ咲学院の1年間ではなくなってしまった。それもまた、辛かったな。あの1年間が大好きだったし、新しくなったあんさんぶるスターズのことをなにも知らない自分が嫌だ。かといってもう知ることはできないのだけれど。苦しいから。

 

あんさんぶるスターズのことを考える時、加藤さんが『できることならスティードで』について世界中受けたい授業で語ったことを思い出します。スリランカの現地ガイドによる仏教の五戒の5つ目。「好きになりすぎない」こと。 あんさんぶるスターズのこと、推しの羽風薫くんのこと、きっと私は好きになりすぎてしまった。

 

だけど、あんさんぶるスターズが、羽風薫くんがいなければ私はNEWSに出会えていなかったと思う。

出会えてももっと先のことだったかもしれない。アイドルという存在に興味を持ったのは間違いなくあんスタがあったからで、2次元のオタクとしてずっと生きてきた私が3次元のアイドル=ジャニーズを目で追うようになりそしてNEWSがそこにいた。NEWSに出会わせてくれた。

ありがとうあんさんぶるスターズ。ありがとう薫くん。

まだまだ気持ちの整理がつかず、苦しいことも多いけれど、それでも私はあんさんぶるスターズが大好きです。大好きでした。もう少し楽に向き合えるようになるまで、まだまだ時間はかかりそうだけど、あんスタと、薫と過ごした日々は私の宝物です。 ありがとう。心からの感謝の気持ちを送ります。

 

最後に

 

羽風薫くんへ

卒業後も元気にしてますか。

新しい環境はどうですか。

ユニットはうまくいってますか。

奏汰くんや颯馬くんとは連絡とってますか。

最近海には行けましたか。

今年はサーフィンできた?

パンケーキは食べましたか。

お家は居ずらくないですか。

寮生活なら関係ないかな。

悩んだり、苦しかったりしないかな。

今、幸せですか。

 

愛の使者を語って、でも愛に飢えていて、そんなところが愛おしくてたまらないよ。

面倒だと思っていたユニットの活動も、少しずつ積極的になって、UNDEADが薫のひとつの居場所になったことが嬉しかった。

面倒見がよくて、「その人らしさ」を自然に受けいれるのが上手くて、優しいところがだいすきです。

奏汰くんも言ってたよ。

「かおるはむかしからきらきらしてますよ」って。

最近のあなたを私は知ることができないけど、きっとますますきらきらしてるんだろうな。

 

私には、あなたの行くこの先の未来を描く力がありません。

本音を言えば、できることなら私が、あなたを幸せにしたかった。

私は願うことしかできません。

ですから祈ります。

あなたが世界中の誰よりも幸せでありますように。

ずっとずっと、これからも、大好きです。

だいすき。

だいすきだよかおる。

お誕生日おめでとう。君に幸あれ。

 

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